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院長コラム


発達障害の原因について ①

  発達障害の原因は、脳が微細な損傷を受けることだと現在考えられています。

予防と治療

  わたしたちの脳には、およそ1000億個の神経細胞があり、互いに情報を伝達しあっています。この膨大な数の神経細胞同士のつながりは、網のように、脳全体に細かく広く張り巡らされています。これが神経回路です。

  何らかの影響で、脳がごく微細な損傷を受けると、この神経回路がうまくはたらかなくなります。神経細胞同士の情報伝達が、うまく行われなくなるのです。いつ・どのようにして、脳が微細な損傷を受けるのかについては、次回の記事でおはなししようと思います。

  神経回路がうまくはたらかなくなることで、発達障害のあらゆる症状が現れます。

発達障害の3つの分類

  発達障害は、その症状ごとに、さらに3つのグループに分けられています。

 ・ 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
じっとしていられなかったり、うっかりすることが多かったりする

 ・ 自閉症スペクトラム障害(ASD)
曖昧さが苦手で、人との情緒的なコミュニケーションができない

 ・ 学習障害(LD)
全般的な知能には問題ないが、読んだり、書いたり、計算したりすることが困難



  人によって、どのグループの症状がどの程度強く現れているか、というのは、本当にさまざまです。誰ひとりとして同じ人が存在しないように、発達障害の症状の現れ方や、どのようにして社会生活を営んでいくかということは、一人ひとり全く異なります。

  発達障害という名が世に広まったことで、それまで困っていた人たちがよりよく生きられるきっかけになったと思います。

発達障害の原因について ②へ続きます。



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