3Feb
電車の中や、ちょっとした待ち時間、スマートフォンを触らずに過ごした時間は
一体どのくらいあるでしょうか。
ニュースやSNS上で起こっていることが気になって、
特に「みたい」と思うことなく、ついついスマートフォンを開いてしまう行動は、
もはや「現象」ともいえ、非常に多くの人に起こっているように思えます。
技術がどんどん発展している現代、私たちが保持できる情報の量は指数関数的にみるみる増えています。
また、その膨大な量の情報を管理し、利用するためのより効率的な方法も日々研究され開発されています。
個人が気軽に情報を発信したり、受け取ったりできる時代になりました。
この素晴らしいツールを、世の中をよりよくするために使っていきたいものです。
流れ込む情報
いつも手元に置いておくことのできるデジタルデバイスは、ついつい触ってしまう、SNSを開かずにはいられない、というように、人間に対して強い支配力を持つという性質もあります。
便利な機器に囲まれた私たちは、気を抜けば、ありとあらゆる情報が流れ込んでくる環境にあるともいえます。
患者さんと話をしていると、無意識に、スマートフォンによってストレスを受け、疲れてしまっているなあ、という方が多いのに気が付きます。
次回の記事「こころが安らぐ環境を作っておく ②」に続きます。
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