東京都、JR有楽町駅徒歩3分/東京メトロ日比谷駅徒歩1分、千代田区日比谷のクリニックです。うつ病、発達障害、職場でのストレス、不眠症、依存症、摂食障害、統合失調症等の治療を行っています。

ストレスケア日比谷クリニック

まず笑ってみましょう

 忙しい毎日に、誰でも簡単に前向きな気持ちになれる方法があります。あまりにもシンプルだと思われるかもしれませんが、それは、笑うことです。

笑顔をつくってみる

 笑っている時は、楽しくて面白おかしい気持ちになっていますよね。楽しい・嬉しいから笑いが起こるとも思われますが、実は、反対に、笑顔をつくるからポジティブな気分になる、という考え方もあります。

 何か気分が晴れないな、という時は、まず笑顔をつくってみましょう。

 笑っている時は、全身の筋肉の緊張が緩み、それと同時にこころの緊張も緩みます。マッサージで筋肉をほぐすと心地が良いように、こころと身体の緊張が解けると、非常にリラックスした気持ちになるのです。

 笑うときは、顔の表情筋が「笑う用」に使われます。下を向いてみてください。その状態で笑おうとしても、難しいはずです。下を向いていては、表情筋がうまくつかえないので、笑いにくいのです。笑っているときは、いつも顔は上を向いていることになりますね。

 長い間笑っていなければ、その間表情筋は「笑う用」に使われないことになります。すると、その部分の筋肉が萎縮してしまうのです。結果として、表情が乏しくなってしまいます。何を考えているのかよくわからない、という印象を与えるような顔に変わってゆきます。日々の中で笑いを意識することで、結果的に明るい表情が出来上がります。

笑いで治療

 文字通り、笑いは治療になります。古代ローマ時代は、まず、こころの調子が悪い人にはギリシャ喜劇を観せたといいます。それでも良くならない人にだけ療養所が勧められたそうです。

 また、医学的には、笑いには相当程度免疫力を向上させる効果があることが分かっています。いろいろな病気に罹りにくくなるということですね。

 笑いは健康のカギとなります。特に、心の底から笑うことは、笑いの中でも最高級のものです。

笑いのある環境へ

 笑いには、「良い笑い」と「悪い笑い」があります。「良い笑い」は、快活で天真爛漫なものです。「悪い笑い」は、他人を軽蔑したり愚別したりするものです。

 笑いは伝染性があります。「良い笑い」が発生する環境を選ぶよう意識したいですね。

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